附属の裏話
学校の実状というのは、外から見ただけではわからないことも多いものです。実際に入学してから「こんなはずじゃなかったのに」ということも少なくないかと思います。ここでは、「附属の裏話」と称して、内にいる生徒から見た学校の実像について良いことも悪いことも確実な情報も不確実な噂も取り混ぜて書いてあります。私どもの目的は、ここの具体的な情報よりも、それらの情報を集めることによって、私たちの学校はどういう学校なのか、その全体像を浮き上がらせることにあります。「附属の裏話」を通じて、我が校の内部の雰囲気が少しでもご理解いただければ幸いですB
注意:この「附属の裏話」の内容は、附属の現状を象徴的に述べたものです。したがって、ここで述べたことがすべての場合に当てはまるわけではありません。また、文章の活きのよさを保つために多少誇張的な表現をした部分もあります。
Version 1.12
最終更新日:1998/4/15
1.附属の基礎知識1・クラスの構成
- まずは受験参考書に載っていること+@程度のことから。
- 我が校は1学年6クラス、1クラス約40〜45人で構成されています。従って、全部で800人弱ぐらいの生徒がいることになります。うち高校で外部入試を受けて入ってくる人が約3分の1程度、残りが中学からの人たちになります。中学からの人たちも小学校からの人(スーパー内部と呼ばれている)と中学外部の人とが約半数ずつですが、高校から入った人にとってはほとんど区別が付かないでしょう。これらの区別はじきになくなってしまうので、あまり気にする必要はないでしょう。
- また、この学校にはクラス替えというものが存在しないので、1年の時に決定されたクラスで3年間過ごすことになります。従って、クラス間の結びつきが非常に強くなる...と思うかもしれませんが、それはクラスによります。私のクラスの場合、そんな気は全然しません(白けたクラスだという評判はありますが)。それに対して、学年内、あるいは学校内の結びつきは、クラス替えがないという弊害がもろに出たのか、非常に弱くなっています。高校からの人は、違うクラスの人は、部活や委員会でいっしょにでもならない限りほとんど知ることはないでしょう。
2.附属の基礎知識2・入試について
- 我が校は、合格に必要とされる偏差値や入試の問題の難しさからいうと、最上級の学校よりも一段下がりますが、国立ということもあり、入ってくる人たちはそれほど変わらないと思っていいんじゃないかと思います。「開成を蹴ってきた」という人も結構(というか高校外部の半数以上はそうなんじゃないかと思うぐらい)います。合格に必要な点数は、年度にもよりますが、まあ80点平均を取れれば大丈夫でしょう(決して、保証はしませんよ)。倍率はやたらと高いですが、記念受験の人が多いだろうと思うので、実際にはそれほどでもないでしょう。募集人数は、このところ毎年3人ずつ減らしているようです。
3.附属の基礎知識3・授業について
- 授業ですが、超個性的な人とそうでもない人がまあ6対4ぐらいの割合でいます。個性的な授業はだんだん減る傾向にあります(個人的には非常に残念です)。普通の中学からさほど受験勉強もしないでさらっと入ってしまった人にとっては、はじめのうちは授業はかなりハードに感じるかもしれません。一番やっかいなのは、レポートが大量に出されることで、特に1年のレポートは教師にもよりますが量が多いです。中学からあがってきた人はそんなに多いとは感じないといいますので、内部の人は大丈夫でしょうが、外の人は結構嫌かもしれません。レポートを出さないと平気で1をつける教科が結構あるようなので注意しましょう。
- テストは、年4回で、思ったほどは難しくないと思いますが、やはり一般の中学と比べると量は相当多いです。また、ちょっと簡単なテストになると平均点が85点などということが平気でおこりますので、油断はできません。ちなみに、平均95点を目指している先生がいます。
4.附属の基礎知識4・設備について
- 見学に来た人はわかったでしょうが、非常に「ぼろい」です。多分戦後まもなくたてられたままなので(中の壁は1997年の夏休みに塗り替えましたが、もう薄汚れています)、とにかくすごいです。雨の日は天井から突如怪しげな液体がしたたり落ちてきます。学校七不思議と思いきや、附属の常識、恒例の雨漏りでした。そのせいで、天井がはがれかけていたり、バケツにつまずく人がでたりと苦労が耐えません。
- 掃除もすごいです。なんと、床に油をしきます。ワックスの代わりなのでしょうが、べとついてほこりがたまるだけです。そういうときに床にバックやコートを落とすとひどいことになります。
- さらに、教室が足りないので、化学の実験を教室で見せたり、高価なコンピューターがなぜか書道教室に山積みにされております。そのくせに、企業が廃棄したコンピューターを大量にもらってきたり(どこに行ったか不明)していました。
- なお、うちの学校には職員室がありません。では先生はどこにいるかというと、教科ごとに部屋があり、そこに住んでいます。また、食堂もないので、例の汚い教室でご飯を食べます。昼休みに外にでるのは原則禁止(守っている人はいない)にも関わらず、パン屋が来るだけなので、弁当以外ではパンしか食べられないと言った有様です。
- 流れでわかるでしょうが、もちろん冷房はありません。教官室も扇風機を使っているぐらいなので、教室には何もありません。あるのは図書館と保健室と柔道教官室(倒れたとき用らしい)ぐらいのものです。
5.附属の基礎知識5・教育方針
- 附属の教育方針はなんと言っても「自主・自律・自由」です。特に「自由」の部分については生徒の幅広い支持のおかげか、集会は非常に発言が活発です(友人に対する発言という説もあります)。そのため、マイクの音量は自然と大きくなり、近所から苦情が寄せられています。また、規則といった規則は常識程度のものしかありません。また、驚くべきことに、朝と帰りのホームルームがないので、ひどいクラスだと担任と会うのは週に一回の学活の時間のみということも起こり得ます。行事の参加状態も非常に「自由」で、出欠のチェックの時以外、学校外で自主的な活動をしている人も多数います。
- ほかの「自主・自律」の部分については、言うまでもありません。
6.生徒会がない!
- 20年以上前のことです。ある生徒が次のようなふれこみで生徒会長に立候補しました。「私が当選したら、生徒会の活動は一切なくす」。この生徒は見事に会長に当選し、公約通り、生徒会の活動を無くしてしまいました。すでに遙か昔のお話になっています。
- 近年、生徒会を再び結成しようという動きがあり、「代表者会議」なるものが準備組織として存在しておりますが、出席率は50パーセント未満といったところです。是非生徒会を作りたいそこのあなた!無駄だからやめなさい。これが現実というものです。
7.これが体育の授業か!
- 先日、大雪が降った次の日、体育の授業はなんと雪かきでした。
8.我が校のフトコロ事情
- 附属のカネの流れとしては、筑波大学全体で予算があり、その中から分配されています。割り当ての優先順位は、まず当然大学で、次はなぜか小学校で、その次が、多分中学校で、最後が高校(いくつかある)だと思われます。ただでさえカネがないのに、新しい体育館を造ってしまったため、フトコロは冥王星未満と思われます。国の財政赤字を一番身をもって体験できる施設です。
9.国からにらまれると大変だ
- うちの学校は国立にも関わらず、国から嫌われているようです。発端は戦時中にベースボールをやめなかったことにはじまり(そのおかげで甲子園に出られた)、高校紛争で校則をことごとく廃止したことや、文部省を批判する先生がたくさんいることが原因のようです。そのため、カネは少ない、試験問題を範囲外にするとおこられる(他の某国立高校は全然平気なのに)、果ては、財政構造改革でつぶされる国立校のリストに入っているといううわさです。
10.人間の限界に挑戦か?(地獄の柔道編)
- 附属では、男子は柔道の授業が1・2年の授業では必修となっており、1年では冬、2年では夏に行われます。はじめに冬についてお話ししましょう。まず着替えるときに、その寒さはおそってきます。だんだんと足から冷えていき、ぴりぴりとした感じになり、最後には感覚が無くなります。そこで火炎放射器(正式名称不明)の登場だあ!ゴーッという音とともに、強烈な熱風が吹き出してきます。ただし、気温が10度になると止められてしまいます。冬は体が動くと暖まるのでまだいいのですが、本当の地獄は夏です。ただでさえあついのに、体を動かすので、トタン屋根の柔道場は気温がうなぎ登り。なんと40度を超えることもざらです。そのうち巨大な扇風機が登場するのですが、運動している限り、効果はないに等しいといえます。限界を極めたい人は柔道部への入部をおすすめします。
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でも質問なら学校へ直接聞いた方がいいかもしれません(03-3941-7176)。
ただし、ここに書かれていることの信憑性についてTCAおよび学校はいっさい責任を負わないものとします。

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