自分が五十を迎えるとき

酒呑猫

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6
自分が五十を迎えるとき(6)
鶴蛮人:で、うるさい亀の人がいなくなったわけですが、あなたが五十を迎えるときってどうですか?
酒呑猫:どうなのかはわかんないけどさ、五十って、ちょうど親権が切れる年なのよね。
鶴蛮人:案外ほんとにおじいちゃんになっていたりしてね。
酒呑猫:ま、早いとこだとそうなるわなあ。
鶴蛮人:でも、そもそもあなた、その年までほんとに生きていられるんですか?
酒呑猫:んなもん知るかいな。人間五十年、下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり、ってなもんだ。
鶴蛮人:ほんと、鶴には鶴の、亀には亀の、猫には猫の、時間の流れ方ってありますもの。生きた年数だけ数えたって仕方ないんですよね。
酒呑猫:ま、猫は猫らしく気ままに生きるさ。願わくばご先祖さまのように酒におぼれて往生せんことをってね。
ちなみにこのサイトによると一般的に知られるこの句の解釈は間違っているのだそうな。確かに納得。(猫)

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6