太陽の鳥

賭勝正夢

太陽の鳥

 この夏、気分転換に何か手で具体的なモノを作る作業をしたい!という切実(?)な思いにかられ、女子美アート・セミナーのパート・ド・ヴェール教室に参加してみました。
 粘土で原型を作成し、石膏で型をとって、そこへガラス片を詰めて焼成するという手順のガラス工芸です。初心者のクラスなので、一つ型で作れる様なモノを作らねばならないという制約があったのですが、参加された方々による作品は多彩で、皆様の発想に感服してしまいました。
 僕は、最初にもらった粘土の塊から、上の様な鳥の姿を捻り出しました。石膏型の時点では天地が逆で、この像の下面がガラス片を詰める口になっていました。眼には濃い色のガラスを詰めたかったのですが、口の大きさと内部の角度の関係で断念。頭には細かいガラスを、尻尾にはもう少し大きめのガラスを、身体にはそれより大きめのガラス片を、段々に大きくしてつめました(この写真ではその効果は全然わかりません)。ガラス片が細かい程、出来上がりには気泡が沢山入って白濁します。
 背中の白い斑点は、型の石膏が焼き付いたものです。磨けば落とすことも可能なのですが、模様の様でかわいいので残してあります。全体もう少し磨いた方が、中心部のオレンジが鮮やかに透けて、名前通りの太陽っぽい鳥になるかなと思いますが、根性が足りなくて、未だこの状態です。
 非常に面白かったので、来年は初級クラスを受講して、もう少し複雑な作品作りに取り組みたいです。皆さんもご一緒にいかがですか?