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「奇談亭夜話について」

2004年11月10日 更新

 『奇談亭夜話』は、奇談亭の不定期刊行物として創刊した物で、漫画のみでなく、創作全般をカバーしていく心構えで作ってます。その為、雑多な小物の詰め込まれたズタ袋の様な出来になるコト必至ですが、諸々の不出来も愛嬌と思って、以後宜しく可愛がってやって下さい。

奇談亭夜話 収録作品リスト
喜劇 クレージーだよ
無責任教授
A6版 / 8頁
20021013
第25話
MGM91あわせ描き下ろし
 前回のMGMでようやく『奇縁[シャイカ点描]』(奇談亭夜話第23話)が出せたので、今回は穴埋めでなくシリーズの補完の意味合いでこんなんやってみました。例の10円本シリーズです。
 今回は『予兆[ムイの怪異]』に顔を出したムイ大国学部教授ショーロ・モノーノフを中心に周辺を描いています。(絶版)
アウトローのススメ A5版 / 8頁
20040912
第24話
そうさく畑 東京18あわせ描き下ろし
 ロビン・フッドをネタに同人活動をしようよ、というだけの内容です。
 いや、実際その元ネタが小説であれ映画であれアニメであれ何でもいいから、ロビン・フッド同人やってる方、ぜひ僕にその作品を見せてください。はっきり言って飢えてます。
奇縁[シャイカ点描] B5版 / 22頁
20040208
第23話
MGM90あわせ描き下ろし
 本当にお待たせしました。実に4年強ぶりで「予兆…」「遠因…」の続編の刊行です。いつも即売会で、進捗状況をたずねてくださった皆様、ありがとうございました。そのお声がけのお陰で、何とかここまでたどり着けました。
 続き物なのに「あらすじ」が無いのはどうなの?という指摘があったのですが、ゴモットモ。未だにシリーズ名が決められないぐらい、どこまでがこのシリーズに含まれる話なのか、描いてる僕にさえ判らない状態ですが、少なくとも「予兆…」「遠因…」からの流れが解るような「あらすじ」を、おいおいHP上にでも用意していきたいと思っています。
 表紙の紙換えの為に買ったプリンタですが、これまでのシリーズで使ってきた紙(プリンタ用ではない)に出力すると、大分滲んで線がすごいぼけてますね。原画はこれよりは多少切れのある線なんですよ。
奇談亭与太話 2 B5版 / 12頁
20031005
第22話
MGM89あわせ描き下ろし他
 ついにスキャナとプリンタ、新調しちゃいました。即売会の直前に…(おい)。表紙さえ出力すりゃぁ、余裕で新刊『奇縁…』を出せるとタカをくくってましたもんで。ホントにすみません。半年寝かせた原稿見返したら、どうも直さないわけにはいかないようなミスがボツボツ…。つくづく計画性皆無なボクちゃん。
 なわけで、前回畑で出すかもと言いつつ出さないで済んだ「秘蔵原稿」が、結局ここで活躍。それなりに思い入れもある話なので、日の目を見せてやれて良かった…と思おう。
だから僕は A7版 / 16頁
20030321
第21話
そうさく畑 東京15あわせ描き下ろし
 うちは読者と資本が少ないので、ずっとコピー誌路線を突っ走ってきているのですが、コンビニコピーの改良に悲喜交々の昨今です。コピー自体が綺麗になったのは喜ばしいのですが、だんだん(勝手に)手差しコピーをし辛くなり、表紙の紙換えが難しくなってきたからです。そんなわけで、ちょっと前から表紙だけ、自宅でのプリンタ出力に転向したのですが、年末からのPCまわり不調が復旧できず、この畑でも少し前のMGMでも『奇縁…』を刊行できませんでした。
 しかし、金策で忙しかったにも関わらず、時事的新刊やりました(内容的には普段から思ってるようなコトで、僕としては時事問題じゃないんですが)。端から見ればとるに足らない作品かもしれませんが、結構マジです。
 久しぶりにPCに頼らず、チラシや本を作ったので、自分の実力の無さを再確認させられたりもしたのでした。
喜劇 本屋の若大将 A6版 / 8頁
20021013
第20話
MGM87あわせ描き下ろし
 あああ…記念すべき筈の奇談亭20冊目の本が…。『奇縁[シャイカ点描]』出す筈だったのに…(って、自分が描ききらなかったのが悪いんですが)。いや、だって描いても描いても終わらないんだもん〜(泣)。『Story of Terror』以来の辛さ(トーンワークはしてないんですが)。
 で、結局また新刊を出すという一点にこだわって、10円新刊やってみました。内容は『奇縁…』の副読本みたいな感じ。シャイカの本屋・舶来書房に住む人々や、そこに出入りする人々をちょこっとご紹介させていただきました。(表紙にだけ登場する女の子は…いつかそこまで描ける日が来るといいなぁ)
 急遽でっちあげた本なので、当日売りだけのつもりなんですが、『予兆…』シリーズの補完として意味が見いだせそうなら、そのうち別の形でご披露させていただくかもしれません。(絶版)
純粋旅人 B5版 / 18頁
初版20020210
二刷20021013
第19話
COMITIAin新潟18あわせ描き下ろし
 その存在を知ってからは秘かに憧れだったCOMITIAin新潟。去年、COMITIAに参加した際、委託コーナーを見て、委託も悪くないなあと思うようになったので、早速in新潟に委託で申し込んでみました。
 で、その勢いをバネ(?)に、コンテの状態で二進も三進もいかないまま二年も経ってしまっていたこの作品を、ついになんとかご披露できる状態にもってこれました。その辺の経緯は本誌解題の方に書いたのでここでは省略しますが。
 「遠因…」以来、力の抜けた作品が続きましたが、今回は自分的に大分リキ入ってます。この勢いで6月のMGMでは「遠因…」の続きをやって、更に年末までにもう一本描きたいんですが…、プロットまとめられるかなー。
 巻末解題で書き落としたんですが、峠の怪のイメージについてはやはり、柳田国男の「妖怪談義」から「ひだる神のこと」を漠然と参考にしています。(絶版)
今日僕らはあたかもあの日の
会話のごとき現実の中
B5版 / 12頁
20011007
第18話
MGM85あわせ描き下ろし
 ようやく久しぶりにMGMに復帰できました。その喜びと、昨今の悲しい出来事とを噛み締めて、時事ネタっぽい奴一発やってみました。「K1」がMGMではまだ新刊だったので、たまには併せてこういうのやってみてもいーかなーって感じで。
 現在の時事ネタという印象が大きいと思うのですが、僕としては10年以上前あたりの時事の比率が高いです。汚染と言えば放射能、戦争と言えば湾岸、と。ちなみにB.G.M.は漠然と「腰まで泥まみれ(by中川五郎)」って感じでした。ホントに歴史って繰り返すんですかね。
 ともあれ、ありがたいことに完売しました。時事モノなので、増刷ナシの予定です。特記事項としては、今回初めて一本丸ごと、PCに取り込んでアミかけてます。(絶版)
Let's Go K1
-狂転回人-
A5版 / 16頁
20010504
第17話
COMITIA56あわせ描き下ろし
 「いきなりバンパくん」に続く、20世紀の下書き総ざらえ企画。前世紀の間に済ませたかったんですが、去年は生活に追われてほとんど同人活動から遠ざかってた為、今頃の刊行です。
 下書き的にはバンパと同時期じゃないかと思います。3年ぐらい前にペン入れを進めた時期があったんですが、その時は自分のタッチに満足できなくて途中でやめてしまったんです。今回は案外そういう苦しみ方はなかったんですが、絵が向上しているかと言われると、どっちかつーと逆行してるような…。
 このシリーズは、もう一本簡単なコンテがあるので、いつか機会があればまた描きたいような…。
惰気満々
(2001年カレンダー)
A4縦半折版 / 6頁
20001230
号外
Comic Market 59あわせ描き下ろし
 20世紀最後のコミケに売り子で呼ばれ、ついでに委託も受けてくれるというので、「二十世紀のMichael & Christopher」の刊行を決めた事もあり、「Michael & Christopher」のキャラが配された、新世紀の最初の年のカレンダーを作ってみました。
 カレンダーだけではつまんないので、4コマ漫画も2本収録されてます。
 カレンダー自体は、3.5インチのFDケースに収まるサイズです。(絶版)
喜劇 駅前喫茶 A6版 / 8頁
20000709
第16話
MGM82あわせ描き下ろし
 前回も反省したにも関わらず、今回も付け焼き刃な本で出陣。つーか、毎回反省してるのに…というより、本当は全然反省してないのかもしらん。それにしても、直前迄新刊を出すという一点にこだわって、とうとうB6判のコピー誌を捻り出しました。
 で、今回は旅に出ていない時のバイテムの日常を御披露してみました。非常に怠惰です。作者と一緒だ…。
 急遽でっちあげた本なので、当日売りだけで増刷はありません。買ってくださった方には申し訳なくて涙出ちゃう程ちゃちな本なんですが、僕としてはそれなりに心血注いだ内容です。オチ切って無い所とかは失敗なんだけど、基本的なネタとしてはかなり思い入れてます。(絶版)
いきなりバンパくん
(ビックリコミック別冊)
A5版 / 16頁
20000305
第15話
MGM81あわせ描き下ろし
 いやぁ、もう色々と新刊が出てる筈だったんですがねーっ。(^_^;) どーも昨年末から時間が取れませんで、結局一つも上がってない。それで、過去に途中までペンを入れてたいた、空響新社の秘蔵っコにすがってみることにしました。
 社のアイドル・木更津町子に続いて売り出しを予定していたキャラクター、バンパ君こと蛮羽灯也の登場です。当時、幼年向け月刊誌を装った本『ビックリコミック』というのを準備していて(結局出ませんでした(-_-;))、そこで発表する予定だったのが本作。その為、連載漫画の途中の一話を抜き出したような体裁になってまして、話の背景についての説明は完全に脱落しています。ごめんなさい。
 でも、可愛がって育ててたキャラクタなので、こんな状態でもとりあえず世に出せて、僕としては満足かなーと。ホントはもっと描きたいんですが…。
遠因[キケイズ消失] B5版 / 14頁
19990919
第14話
MGM 80 あわせ描き下ろし
 お待たせしました。ついに『予兆[ムイの怪異]』(奇談亭夜話第9話)の続編が登場です。…って、誰も待ってないって?(^"^;)
 前作がよくわからない話だったので、今度の話で謎が解けるのか、と思っていた方も多いかと思われますが、全然ダメです。これを読むと更に謎が深まるばかりでございますよ。ほほほほほほ…。
 いやぁ、もう僕には、もっとどんどん描き続けるより他に、やるべき事は無い模様です。本当にこんなペースでやってて、読者の方に得心がいく日が来るのかどうか心配です。…なんて、ぼやいてる間にどんどん描けってば。>わし
 そうそう、後書きにも書いてありますが、この話を練っている段階でのタイトルは『遠因[キケイズの惨劇]』でした。練った挙げ句に内容が大幅に変更された為に、タイトルも変更を迫られて、今回の『…消失』となった物です。
おちこち草子
- イギリス篇 -
A5版 / 44頁
19990815
第13話
コミケット56あわせ描き下ろし
 何とコミケにスペースがとれてしまいました! そんなワケで超久しぶりにコミケへ行く事になり、いつもと違う本を作ることにしました。
 で、出来たのがこれ。1999年の7月に世界が滅びても悔いが残らない様に、旅行して放蕩し、それをネタに旅行本を作った次第。
 もっと時間と頁数を費やせば、書くことが倍もありそうだったのですが、うちの本は売れないのでオフセ印刷に出来ないので、コピー誌から脱せない都合上、中途半端な内容になってしまいました。お金と在庫に悩まなくて済む身だったらなぁと、久しぶりに恨めしく思ったもんです。
 とゆーわけで、気持ち的な不足分はおいおいHPで補足していきたいんですが…、とりあえず原稿を描かないとねっ。
奇談亭与太話 B5版 / 12頁
19990314
第12話
MGM79あわせ描き下ろし
 『遠因[キケイズの惨劇](1999年10月現在「遠因[キケイズ消失]」として刊行済)』を描いてたんですが、忙しさにかまけていたら、微妙に間に合わなくなってしまい、急遽絶対間に合う企画に変更したのが、コレであります。
 奇談亭夜話第4話『正夢道中記』の『補遺』として『みんなお前が悪い』と『旅の道楽』。往年のアトガキ言い訳漫画『正夢君の主張』*2本。『Michael & Christopher』の新作が3本収まっています。
 何しろ時間が無くって白い本なんですが、ネタ的にはかなり気に入ってます。(絶版)
宇宙警備スペース・ジャッカル
- 宇宙カビの恐怖 -
B5版 / 26頁
19981108
第11話
MGM78あわせ描き下ろし
 『予兆[ムイの怪異]』の続編をやるつもりで準備していたのですが、どうも話が上手くまとまらず、切羽詰まってジャッカルにすがりました…(^_^;)。
 空響社時代のコピー誌『自己満足』でやった、『宇宙船乗りスペースジャッカル』の続編という訳では無いのですが、同じ連中が活躍してます。
 僕本来の漫画を描きたいと思って取り組んだのですが、どうも年々ノリが悪くなってきてるみたいな気がしますね。もっとクレージーな話にしたかったんですが。でも、久しぶりにこんな漫画やって楽しかった。僕的にはリフレッシュしたかな。(絶版)
薔薇のエミリア A5版 / 48頁
19980830
第10話
COMITIA45あわせ
 『予兆[ムイの怪異]』の続編に入る前に、補完の趣旨でこれを刊行しました。奇談亭の本としては記念すべき10冊目で、初の小説本であります。
 巻末の「縁起」で、この話は三題話だ、と紹介してますが、その出典については詳しく触れていないので、念のためここに記します。『Kのトランク』と『スカーレットの誓い』は、ムーンライダーズのアルバム『マニア・マニエラ』から。『BARA NO EMILIA』は、アーバン・ダンスのアルバム『トゥー・ハーフ』から。これらの曲と、サン=テグジュペリ作の物語『星の王子さま』から、モチーフを得ました。
 自分で挿絵は描きたくないし、薔薇を描いてくれる人も見つからないしで5年も放ったらかした作品ですが、愛着はあるのです。ようやく刊行出来て良かった。
予兆[ムイの怪異] B5版 / 16頁
19980614
第9話
MGM77あわせ描き下ろし
 前回のMGMから今回まで、期間は約3ヶ月。真面目にやって、それなりの成果を上げる予定だったんだけど、中途半端な仕事に振り回されてイヤな思いをしてたら、いつの間にか〆切が目前に! はわわ〜っ???
 それはともかく、今回は続き物の皮切りです。前フリなので、はっきり云ってこれ読んだだけだと、何がなんだかサッパリです。もっと錬れば良かったんですが、ツんじゃってて、結局こんな出来になってしまいました。しようがないので、少頁にグンと詰め込んで、準備号程度の体裁にしてみました。続きはもちょっと、ちゃんと描きたいよう。
 今回、派手目で人死にが無い話にしようと思ってたのに、結局出来たものは黒い画面(すみません、ねらってます)で、明らかに誰か死んでますね。MGMに申し込んだ時点では、カワユ〜いメルヘンちっくな漫画を描くつもりだったのに…。これも全て環境のせいでしょう。僕は性善説を支持します。
 で、これ、出来は酷いんですが、正夢漫画の中での位置付けとしては、かなりディープなキーポイントをおさえてます。世界の前提についてとか、七面倒臭いコトを語っているので、そのせいで漫画としてはつまらんのです。近刊の小説本『薔薇のエミリア』とキッチリ互換してますから、そゆ所が僅かながらの旨味でしょーか。
(初版は完売のため、このように受注生産しています)
帽子のロブ
= Rob in the Hood =
B5版 / 22頁
19980308
第8話
MGM76あわせ描き下ろし
 昨年秋に、前作「悪笑」が出来上がり、その後直ぐにこのMGM合わせの原稿に取り掛かったのです。年末がネオ・イマ4でつぶれる事がわかっていたし、密かな目的があったので、すぐプロットを作って意気揚々でした。しかし、その作品を今回のMGMにあわせる事は不可能であることが早々に判明しました。何しろ異様に長い話になってしまったからです。
 これじゃぁMGMに新刊が出せない、と焦って代わりになるプロットを探し、既にきってあったコンテからこの話を引っ張ってきました。ずっと描こうと思いながらも何故か先送りになっていた作品だったので、まぁいい機会だったかな、っと。
 「奇談亭主人」からこっち、道中物と、ちょっと地味な話とを交互にやっています。すると次はまた道中物か、何か派手目な話がいいなぁ…。
 蛇足ですが、ロビン・フッド物は「超メーワクな贈り物」に続く2本目です。あっちはギャグ、こっちは一応シリアスって事で。…いや、メルヘンなのか? もしかするとロマンスとか…。SFだったりしてなぁ。(絶版)
悪い奴ほどよく笑う B5版 / 26頁
19970921
第7話
MGM75あわせ描き下ろし
ネオ・イマージュ4 / 再録
 またしても、長期旅行で不在の為にMGM74へ参加し損ないました(^-^;)。6月末に出来ている筈だったこの原稿も、結局3ヶ月遅れてMGM75あわせになってしまいました。
 今回は、これまでと比べても各段に時間をとって作業出来たのですが、結局原稿の終わりに差し掛かると、永久に作業が終わらないような錯覚に陥ることが判明。問題はやはり、僕自身の心構えにある様です。
 でも、時間に余裕があるということは、心に余裕が持てるということで、漫画を描いている状態での精神衛生は非常によろしかったと思うのです。やる気はすごーくわいてます。
 いや、ホントに、出来はともかくとして…(苦笑)。(絶版)
タマクロウオニ B5版 / 18頁
19970302
第6話
MGM73あわせ描き下ろし
 前作を持ってMGMへ行ったのを期に、今後はMGMあわせで作品を描くくらいのペースでやっていこうと思っていたのですが、のっけからMGM72と長期旅行の日程が重なってしまい参加出来ず、しかもMGM73は71の1年後でした(^^;)。
 別に、そんなこと関係無く描けばいいのに…と仰有る方もいらっしゃいましょうが…ごもっともです。〆切が無いと描かない、この心構えは早めに鍛え直さないといけません。
 ともあれ、今回かなり〆切間際まで引っ張って描いたので、ちょっと今一つの出来なのですが、取り合えず作品を完成させることが出来ました。描き難いという理由で漫画にしたことの無かった、かなり古いキャラクターを自分なりに消化でき、他のキャラクター並に振り回せる様になった事が今回の収穫でしょうか。
 と云うことは、もしかして今回もまた自己満?(絶版)
奇談亭主人 B5版 / 12頁
19960310
第5話
MGM71あわせ描き下ろし
 前作からかなり永いブランクが空いており、奇談亭として即売会へ参加するのもとても久しぶりだったので、新たなる門出(^"^;?)の最初の本としては、やはり奇談亭について、しかも奇談亭の主人について描いてみるのも良いかな、と思ったわけです。
 この原稿は、かなりペンが入った状態で随分放置されており、そこまで放ってあった割によくまた最後まで作業を進める気になったなぁと、自分に対して変な感心もあります。
 先日のMGM73に、次作『タマクロウオニ』と一緒に持っていったのですが、何故かこっちの方の売れ行きが良かったのです。表紙のせいではないか、という指摘もあったのですが、新刊の方が売れなかったのには少々ショックが(^_^;)。全体の売れ行きが下がったら、これを増刷するか…(;_;)。(絶版)
正夢道中記 B5版 / 12頁
1992XXXX
第4話
ネオ・イマージュ3 / 初出
 働くようになって、自分の生活の主体が判らなくなり、ちょっと辛く思ったりしたことでした。いつ漫画を描けばいいのかも判りません。そんな言い訳を続けていたら、永いコト漫画から遠ざかる結果になってしまいました。結局、自分が描くのがイヤになったのかもしれません。
 もうこのまま一生描けないのかなぁ、と思っていたのですが、そうはなりませんでした。なぜ描くのがイヤなのか、それが解ったのです。ただ単にスクトンを貼りたくないだけだったのです。あの時間のロスを思うと、やりきれなくなってしまうという、それだけだったのです。
 悩みが解決して、僕はまた漫画を描き始めました。すっかり開き直って、です。読みづらいと言われようが、自己中と言われようが、最終的には自分の為に描いているんだと思い直し、僕は斜線だらけの白っぽい漫画を描き続けるでしょう。
 勿論、そのうちもっと洗練された線が引けるようになれればいいな、とは当然思ってますけれど。(絶版)
超メーワクな贈り物 B5版 / 12頁
1991XXXX
第3話
さまよえるシマシマ島 / 初出
空中分解(少年版) / 再録
 敬愛するN.N.氏は、素敵な漫画を描くのと人柄の良さで大変人望があつい。僕は彼の描く漫画が好きで、いつか一緒に本を作りたいなと思っていたのですが、なにしろ恐れ多くて切出せない。そうこうしている間に、RAREちゃんがN.N.氏と一緒にやる企画をとりつけたので、僕は頼んでそれにまぜてもらった事でした。
 その時描いたのがこれ。時期も時期、ロビン・フッド映画が一挙に2本も公開された頃だから、便乗企画と思う人も多かったようですが、そうじゃぁない。実は僕、ロビン・フッドおたくだったのです。幼少のみぎり、ディズニーのロビン・フッドを見て以来、僕の美学では義賊と狐が一番カッコイイの代名詞なのです。
 執筆前年には英国へ渡り、ノッチンガムへ行ってばっちり取材もしてます(ただマニアがコレクション増やす為に出かけたというウワサもある…)。
 ちなみに、マニア正夢としましては、この時公開された2本の映画のうち、ケビン・コスナー版よりも、パトリック・バーギン版の方がカッコ良かったと思うのです。あんまりテレビで放映されたり、取り沙汰されないのが困りモノ。マリアンもとってもぷりちーだし、森のシーンもケビン版よりリアルだったから、惜しいと思います。
 ともあれ、ディズニー版は要チェックだっ!!(絶版)
Story of Terror B5版 / 12頁
19901224
第2話
ネオ・イマージュ2 / 初出
 かなり長い間、ホンキで『ストーリー・テラー』を怖い話だと思っていたのです。『テラー』が『TERROR』でなく『TELLER』だと知って、思い違いってのは凄いなぁと思いました(笑)。
 それじゃ、思い違いついでにこのタイトルで1本描くか、という事で本当に描いちゃったのが、コレ。
 スクトンを貼るのに異様に時間がかかり(こっ、この程度なんですけどね。ペンを入れる3倍以上の時間がかかっちまうんです)、物凄いストレスの原因になったので、これを期に作品にスクトンを貼らなくなってしまったのでした。
 ただでさえ線のキタナイ僕の漫画はこれからどうなっていくのでしょうか?!
 重要な事ではないんですが、道中物の前作『帰って来た主』からこの作品に至る間に僕は髮の毛を切ってしまったので、絵の中の僕も髪が短くなっています。(絶版/ただし、この話の収録された部誌『NEO IMARJU vol.2』は少量ですが残部あります)
帰って来た主 B5版 / 12頁
19891224
第1話
ネオ・イマージュ1 / 初出
空中分解(少年版) / 再録
 愛着があって、どうしようかと迷いつつも、機会があると再録してしまう…そんな作品。流石に、余りにも昔の作品になってしまったので、最近は堪えてますが。記念すべき、道中物シリーズの最初の作品でもあります。初めてスクリーントーンを使った作品でもあったな…(^-^;)。そういった意味でも大変珍しい出来なので、どうしても愛着がわいちまうのでしょう。
 ただ、僕自身は愛着があるけれど、予備知識がない人には理解しにくいという、自己満足的作品です(だから愛着があるとも云う)。ボクこと正夢と旅をする男バイテムが、お人好しでお節介焼きの自称義賊である、と云う設定を知らなければ、ほとんど話の趣旨も解らないのではないかという…(それでも公開した)。
 こんな作品を某K談社主催のマンガ教室に持ち込む僕も僕ですが(若気の至り…昔の話です)、よく親切に色々なアドバイスを下さったものだと、熱血漫画家K.S.先生に、今更ながら感謝と同時に妙な感心をしてしまうのです。(絶版)
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